「プチにんにく」又は「独頭にんにく(一片種にんにく)」と呼ばれている中国産のにんにくは、房に分かれていない一つ玉のにんにくで丸いラッキョウのような形をしている。
調べてみると、「普通のにんにくより香りが濃く味がまろやかで、特に殺菌力が抜群のため、天然のペニシリンと呼ばれ、その優れた栄養価値から中国ではにんにくの王様と呼ばれている。にんにくの中で漢方薬の原料として唯一認められているのが、この「独頭にんにく(一片種)」なのである。」ということで、このプチニンニクを買って炊飯器で黒にんにくを作ろうかなと考えていたところ。近所の小さなスーパーで袋入の黒プチニンニクが並んでいたのでびっくり。


この黒にんにくは中国雲南省の標高2,000メートル以上の寒冷高地で栽培された希少価値の高い一片種にんにくを、じっくり丁寧に熟成させて作られている。


同じ様な黒プチニンニクを調べてみたら結構値段が高い。しかし、これは、1袋60g入りで157円(税別)である。賞味期限が間近に迫っているのかと思ったが9月12日迄と書いてある。


生のプチにんにくのほうが高い。どうしてこんなに安いのか理解に苦しむ。


1袋に約10個入っている。1粒が結構大きい。


パコッと殻が剥ける。


中から真っ黒な黒にんにくがでてくる。黒いのは焼けて焦げているわけではなく60度から70度で2週間前後熟成発酵させた結果なのである。


中まで黒いが、決して苦いわけでもガリガリなわけでもない。ねっとりしたにんにく独特の甘みのある美味しさで匂いは殆どないし、食べた後も匂いはしない。普通の房別れした黒にんにくより味薫りともに勝っている。

この黒プチニンニクのポリフェノールは体に悪い活性酸素を除去する働きにおいて生にんにくの9.3倍・ワインの4倍といわれている。

破壊されたコラーゲンを修復するアミノ酸プロリンは、一般の黒にんにくの1.3倍で、睡眠に良いトリプトファン含有量は一般の黒にんにくの3倍というからすごい。

この黒プチニンニクを毎日2粒ずつ食べていれば、NK細胞(ナチュラル・キラー細胞)の活性作用があるので、ガン化した細胞やウイルス感染細胞を攻撃し、殺したり感染を防いだりしてくれるらしい。

疲労回復、免疫活性化…ブームの「黒にんにく」のすごい「健康効果」 | アサ芸プラス

「ポリフェノールとアミノ酸の含有量が数倍以上増えるので疲労回復、風邪予防、精力アップ、生活習慣病予防、アレルギー改善、高血圧、動脈硬化の改善や生活習慣病の予防に適した食べ物で効果は高い」

この黒にんにくを毎日食べて10日ぐらい経つが、まず寝付きが良くなったことと便秘にならなくなったこと、気のせいか疲労感が余りなくなったことなどが目立った変化である。とにかく美味しいので続けてみようと思っている。