10年ごとに外壁の塗装塗り替えをするように自宅を建てた工務店に言われたが、我が家では12年ごとに塗り替えることにしている。12年周期だとその年の干支が同じになるので覚えているのに便利である。

陸屋根なのでベランダの防水工事もしなければならない。ついでに、最近の台風は規模が大きいので、何が飛んでくるのかわからないので窓にフェンスも付けてもらった。


家の中が暗くて、工事の間中穴倉に閉じ込められたような気分になった。やっと終わって引き渡されてぐるっと見て回ったら、塗装のマスキングしていた部分の処理がめちゃめちゃ汚い。
あっちもこっちもすべて処理が悪い。

12年前の外壁塗装は別の店でやったが、丁寧で総監督の人が色んな説明をしてくれたのを思い出した。この店は今ではやめているので頼めなかったのだ。
外壁塗装の業者を選ぶのは本当に難しい。


その監督さんの言うのには、地塗り中塗りなど何層もあるが、一回ごとにちゃんと塗っているのか見分けるために、一斗缶の数を数えておく必要がある。又、店の周りの整理や掃除がちゃんとできているかどうかもよく見ること。これがいい加減だとすべていい加減でごまかしが多いらしい。それから毎日現場の写真を撮る事など、細かく教えてもらったが、今回は、監督らしき人は1週間に1度くらいしか来ないのでだんだんいい加減に見張るようになって、引き渡されてみたら、ずさんな塗装に愕然とした。すべて文句を言って直してもらったが、何となく「うるさいなあ」という感じであった。知り合いの紹介だったけれど、かなりいい加減で参ってしまった。

面倒でも、いろんなところで見積もりを取って、直接その店に行って整理整頓がきちんとできているのかよく見て、見積もりが詳しく納得のいくように書かれているか、契約書の補償についても詳しい説明を聞いておく必要がある。又、手抜き工事を見つけた場合のやり直しなども初めから取り決めておくのが望ましい。

12年後は、おそらく息子が発注するのだろうが、良心的な塗装屋さんを見つけることができるだろうか心配である。