下の息子は1~2週間に1度はリサイクルショップへ出かける。手ぶらで帰ってくることもあるが、嬉しそうに戦利品を披露することもある。今回は、例によって自慢げにゲットした品物の解説をし始めた。


買ってきたのは、アンドロイドのスマホ専用のサーマルイメージャーである。
定価16800円位の物を1100円で買ってきたようで満面の笑みである。


Dongguan Xintai Instrument は広東省東莞に位置し、会社は 2016 年に設立された。
2009年6月 IRなどのブランド「XINTEST」を持つ楽器の専門メーカーとなる。
温度計、風速計、騒音計、湿度および温度計、カーボン一酸化炭素計、マイクロ波漏洩検知器など、ワンストップサービスなどを扱っている。


冷めた紅茶の温度を測ってみる。右上に温度が出る。39.8度である。


顔の温度を測る。


顎のあたりは、33.3度である。


ライターの炎の温度を測る。


ところがこれがうまく図れない。炎の温度が28度という事はあり得ない。本人は何やらぶつぶつ言いながら自分の部屋に帰って行ったきり出てこない。こうなると原因が分かるまで何時間でも粘るのかと思っているとすぐに帰ってきた。「100円ライターの炎の温度は800度から1400度である。このサーモメータ-の上限は300度までだから誤作動した。」という事である。

念のため、このサーマルイメージャーHT-102の説明をNET通販の説明から参照してみた。
「・電話接続 – カメラを携帯電話に挿入すると、「サーマル ビューアー」ソフトウェアが自動的に開く。 携帯電話にUSB Type Cコネクタがない場合、元のアダプターを使用して変換する。
・アプリケーションソフトウェア – イメージフュージョン、ミラーリング、顔検出。 Android システムフォンに接続した後、電話の「サーマル ビューアー」ソフトウェアで操作する。 赤外線画像を見たり、物体の表面温度を測定するのはとても簡単である。 HVAC、熱差検出の構築、装置のトラブルシューティング、予防および予測メンテナンスに使用できる。 ユーザーマニュアルのQRコードをスキャンしてソフトウェアをダウンロードし、インストールすることができる (Android携帯電話のみ)。
・高精度 – フリーセットアラーム範囲でフルレンジ、温度範囲:-20℃~300℃/-34℉~76℉、精度:±3℃または±5%の読み取り可能。
・パーポース – 測定される対象物の赤外線放射エネルギー分布パターンは、赤外線検出器と光学イメージング対物レンズが赤外線検出器の感光要素に反射し、それにより赤外線熱イメージが得られる。
・幅広い用途 – 熱赤外線イメージャーは、物体の表面温度を簡単に測定できる。 HVAC、建物の熱差検出、装置のトラブルシューティング、予防、予測メンテナンスなどに適用できる。」

正確に作動するなら、なかなか便利なものである。